代表挨拶
今年度より代表を務めさせていただきます、MIS13期の福田煌大と申します。
特定非営利活動法人MISは、おかげさまで設立14年を迎えることができました。
創設者が掲げた理念である「グローバルな課題を、多国間のパートナーとの協働を通じて解決する次世代リーダーの育成・輩出」は、コロナ禍による活動制限の時期を乗り越え、現在も学生メンバー一人ひとりに受け継がれています。
この理念は、学生という立場でできることに向き合いながら、東南アジアをはじめとする地域の課題に対して、現地の若者たちと対等な関係で協働し、ともに未来を創っていく姿勢を示していると考えています。理想を掲げるだけではなく、現実の中で実行可能な形を模索し続けることこそ、MISが果たすべき役割であると感じています。
こうした理念のもと、MISはこれまで世代を超えて、日本と東南アジア各国をつなぐさまざまな活動を展開してまいりました。コロナ禍では渡航が困難となり、一時は活動規模を大きく縮小しましたが、先輩方や関係者の皆様の支えのもと、再び活動を広げ、現在では複数のチームがそれぞれの地域でプロジェクトに取り組んでいます。
昨年度は、各チームが大きな発展を遂げました。
タイ・ミャンマー国境チームでは、現地の方々との双方向性を大切にしながら、対等な関係のもと共同で2日間のプロジェクトを実施しました。また、企業の皆様からのご協力による衣類支援や助成金の獲得など、活動基盤の強化にもつながる成果を上げました。
ベトナムチームでは、廃棄物問題の解決を目標に、現地学生との議論やJapan-Vietnam Festivalにおける共同宣言の発表、高校生・大学生を対象とした環境ワークショップの開催など、幅広い活動を展開しました。
ユースサミットチームでは、第2回ユースサミットを開催するとともに、日本国内でも高校生向けイベントを新たに実施し、そこから選抜した参加者を国際的な交流の場へ派遣しました。
フィリピンチームでは、設立2年目を迎え、2026年春渡航において現地の廃棄物処理の流れを学ぶとともに、新たな協働先との関係構築を進めました。
また、新たにカンボジアチームを設立するなど、MISの活動領域もさらに広がっています。
今年度は、これまで築いてきた各チームの活動をさらに発展させるとともに、MIS全体としてのつながりを強める一年にしたいと考えています。
今年度の新歓では、多くの方から関心を寄せていただき、倍率が約2倍に達する中で、MISとして初となる大規模なセレクション面接を実施しました。新たな仲間とともに、既存の活動だけでなく、新たな全体イベントの企画にも挑戦し、チームの垣根を越えた交流を増やすことで、MIS全体の強みを最大限に活かしていきたいと思います。
これらの活動を通じて、日本と東南アジアの若者が互いに学び合い、ともに成長することで、「多国間で協働できる次世代リーダーの育成・輩出」というMISの理念の実現につなげてまいります。
最後になりますが、日頃よりMISの活動を支えてくださっている皆様に、心より感謝申し上げます。皆様からの温かいご支援があるからこそ、私たちは活動を継続し、発展させることができています。
今後ともMISの理念にご理解とご協力を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
2026年7月
特定非営利活動法人MIS
代表理事 福田煌大

