2024夏渡航④(フィリピンチーム)

 フィリピンチームは、今年度春に立ち上げられたチームです!このチームも今年の夏にフィリピンのセブとカミギン島に渡航してきました!訪問先を何か所かご紹介します!

【セブンスピリットプロジェクト】

 セブンスピリットは、子供たちが放課後に集まり、音楽やスポーツを通じて子供らしく生き、学ぶ機会を提供しているNPOです。我々は、けん玉や習字、かるたなどの日本の伝統的な遊びで子供たちと交流し、親睦を深めました。子供たちは最後に演奏を披露してくれました。練習を重ねたリコーダーや鍵盤ハーモニカ、サックスの演奏は圧巻で、演奏する子供たちの笑顔に、こちらも明るい気持ちになりました。

【インディアナ見学】

 セブ島にある、小学校から大学までが一体となった学校(インディアナ)を訪問し、教室や、航空機の操縦シミュレータなどの設備を見学しました。現地の学生が通う学校の環境について知ることができ、今後のプロジェクトでの提携の可能性も探ることができました。

【セブのスラムツアー】

 現地の方が、セブ島の地元民の住む街を案内してくださり、市場の様子や人々の居住環境を直接見ることができました。

【カミギン島視察】

 カミギン島という、フィリピンの南部にあるリゾートアイランドを視察しました。e-Educationという、現地で日本人むけのオンラインの英語教育をしているNPO法人を尋ね、NPOとしての活動についてやカミギン島が抱える教育、雇用、環境面等の問題について伺いました。現地の教育機関や行政の方にもお話を伺い、また観光も楽しみました。現地でしか感じられない島の課題や魅力を感じることができました。

【最後に】

 今回の渡航はフィリピンチームとして初めての渡航であり、プロジェクトを練っていく上で重要な最初の現地視察を行いました。セブ島とカミギン島を訪れ貧困、環境、離島という三つの観点から現地の問題について仮説を立て検証しました。想定していた問題をより解像度高く感じるとともに、新たに現地でしか見つけられない問題を発見することができました。また、一週間以上の長い期間にわたって行動を共にし、食事や観光も楽しみながら交流する中でより一層チームメンバー同士の理解度も上がり、信頼を構築することができました。今回の渡航で実際に目で見たり、現地の人々と交流したりして得られた課題意識やコネクションを活かして、今後新たにプロジェクトを計画して進めていきたいと思っています。

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