インドネシア保健省(Kementerian Kesehatan Republik Indonesia)下で医療のデジタル化を担当するDigital Transformation Office(DTO)を訪問しました。インドネシアではコロナ禍を機に急速にヘルスケア面のデジタル化が進み、医療情報の保存や予防接種履歴の確認や予約ができるSATUSHAT Mobile というモバイルアプリは9000万人以上の利用者をもつまでに普及したそうです。日ASEANユースサミットでの基調講演への協力も快く引き受けていただき、今後JAYSとの協力が予想されます。最後にまるでシリコンバレーの企業のようなオフィス内を軽くツアーすることができた。子育て支援などが充実しているため女性の社員が多いことが印象的だった。
【Rujak center】
Rujak Center for Urban Studies (RCUS)は持続可能な都市、地域を構築するために提案、実践を行う組織である。今回の訪問では、スラムの立ち退きを受けた人々を住民として建てられた集合住宅であるKampung Akuariumを訪れた。売店など経済活動を行う施設もあり、既存のコミュニティが残存して、それ自体によって運営されているのが特徴だという。ジャカルタの都市問題についての理解が深まり、今後、会議を準備していくにあたり有意義な経験となった。
New Blood School 2日目の午前中は留学フェアを行いました。全体に向けて説明した後グループに分かれて質問タイムを行い生徒たちの疑問に答えたり、自分の大学についてなどそれぞれ話したりしました。午後は前日の成果を発表する日でした。ちぎり絵を完成させ写真を撮ったり、ダンスや歌を少人数グループに分かれて撮影を行いました。ダンスと歌は撮影したものを編集して1つのミュージックビデオを作る予定です。それぞれの生徒の協力を得て全ての作品を完成させることができました。作品につまった数えきれない思い出を胸にひめて、別れに名残惜しさを感じながら、再度の訪問も約束してNBSを後にしました。日本にいたら絶対に築けない絆と出会えない世界線を噛み締め、「現地渡航」の意義を強く感じた瞬間でした。