1. 渡航の目的
私たち、日ASEANユースサミット実行委員会は、日ASEANユースサミットの開催を目指して活動しているプロジェクトチームです!
今回の渡航はサミット開催準備にあたって、日本国内では中々難しい議題の準備や他組織との交渉・連携のための渉外を行いに、マレーシアの首都クアラルンプールを訪問しました。
準備段階では、「防災」と「教育」の二つの分科会を設置し、それらの分科会を基本として訪問先を決めました。訪問先はユースサミットで講義や見学の受け入れをしていただけそうな企業や組織、会場をお貸しくださりそうな大学などがメインとなりました。
弊委員会にはいくつかの部局があり、コンテンツ局が中心となって訪問先を決め、渉外局の者も一緒になって各相手先に渉外に伺いました。また、空いている時間にはクアラルンプール周辺に観光に行きました。
2. 渡航概要
日程:2025年8月12日~20日(9日間)
参加人数:21名(12期1名、13期5名、14期15名)
渡航先:マレーシア
スケジュール概要
| 1日目(8/12) | 2日目(8/13) | 3日目(8/14) | 4日目(8/15) | 5日目(8/16) | 6日目(8/17) | 7日目(8/18) | 8日目(8/19) | 9日目(8/20) |
| 日本出発 | UUM NADMA 筑波大学マレーシア校(UTMy) 観光(国内渉外部):ブルーモスク、ピンクモスク、CENTRAL MARKET | AYO GEC Pandai | クアラルンプール日本文化センター(JFKL) Impact Hub MJIIT | UTM CRCE Chumbaca Junior Innovate (State-Level competition) | 全体観光 | 国内渉外&広報 作業会 University of Malaya Pemimpin Dinner with Chumbaca members | マレーシア大使館 Chumbaka | 帰国 |
3. プロジェクト内容
1日目(8/12)
21時に集合し、Air Asiaを利用して日本からマレーシアに向け出発!

2日目(8/13)
UUM
防災分科会がサミットの当該分科会における講義の依頼を行いました。また、最終日において実施される政策提言プレゼンテーションの審査員に関する依頼も行いました。JAYSに協力的である印象を持った一方で、UUMはクアラルンプールから離れた場所に位置していることもあり、講義者としてお呼びした際のUUM側の人間の移動費や宿泊費などの負担が大きいという懸念点も同時に感じました。
NADMA
防災分科会がサミット協力の依頼や視察について協議、各々の組織・団体の活動等について再度理解を深めました。具体的な日程や会場、サミット中の動線などを協議しましたが、会場とKLの距離などの懸念点がやや残る結果となりました。

筑波大学マレーシア校(UTMy)
教育分科会がサミットへの協力の依頼や当該分科会における講義について協議し、組織・団体の理解を深めました。日本から連れていく高校生について質問があり、サミット開催においてUTMyの生徒を巻き込んでほしいとの要望もありました。ASEANの学生とMISがより深く関わることを期待しています。

3日目(8/14)
AYO
国外渉外部がメイン。当初の予定ではインドネシア出身の方もランチミーティングに参加する予定でしたが、急遽キャンセルとなり、タイ出身の方とフィリピン出身の方とお話ししました。込み入った話はAYOメンバーの立場上、想定していたほど進められませんでしたが、サミット開催日程を3/30〜4/2にするという方針を固めることができました。

GEC
国外渉外部がメイン。協力団体の候補として訪問しました。GEC側とJAYS側それぞれが活動内容についてプレゼンをした後、GEC側が提供できるワークショップ等を提示してくださりました。ただ、現実的に考えると、コストやワークショップに時間がかかってしまうこと、天候に左右されやすいことなどの懸念点があり、今回の協力団体としては少々課題を感じました。

Pandai
教育分科会がメイン。サミットへの協力の依頼や講義について協議し、インターン生との交流会も行いました。Pandai側、JAYS側のそれぞれの紹介の後、Pandaiの皆さんがマレーシアの教育制度などについても解説してくださいました。Pandaiの方々は非常に親切で、JAYSの訪問者にプレゼントを贈ってくれたり、夜に私たちの滞在しているコスモホテルを訪問してくれるなど、友好的な関係を築けている印象です!

4日目(8/15)
JFKKL(クアラルンプール日本文化センター)
国内渉外がメイン。サミットへの協力の依頼や講義について協議し、JFKL様の活動内容についても教えていただきました。主に会場の提供や開催にあたってのご助言をお願いいたしました。日本に関する書籍がたくさん揃った図書室にも案内してくださり、興味深かったです。

Impact Hub
教育分科会がメイン。ラルフさんとホテル会場でお会いし、会場と講義者の紹介について協議しました。会場はJAYS側のニーズに合った場所と予算を組んでくださり、知人で東京にいる方とも繋げてくれるとのことです。ただ、前向きな協力姿勢を感じられる一方で、主導権を取られすぎてしまう懸念もあるため、お願いできる範囲で依頼するJAYS側の姿勢が重要だと感じました。

MJIIT
防災分科会がメイン。サミットの当該分科会における講義について協議し、組織・団体の活動等について再度理解を深めました。国際プログラムを多く展開してくださることや、講義や会場についても話し合いました一方で、UTMとの関係強化を求められました。サミット開催に向けて緊密な連携強化を進めています。
5日目(8/16)
UTM
環境団体。お互いの紹介の後、環境に関する質疑応答をしました。
CRCE
UTM内にある環境団体。防災分科会が主体となり、団体の活動等について再度理解を深めました。防災関連で高校生向けのプログラムを展開してくれる可能性があり、今後に期待しています。

Chumbaca Junior Innovate (State-Level competition)
小学生を対象とした教育団体。教育分科会が主体となり、団体の活動等について再度理解を深めました。ちょうど小学生向けのプログラミング大会の決勝戦を行っていたため、見学させていただきつつ、今後の連携についてお話しをさせていただきました。
6日目(8/17)
全体観光!




7日目(8/18)
国内渉外&広報 作業会
日本ラウンドの内容について、13期の先輩方からのアドバイスを受け、14期が中心となって詳細を詰めました。日本ラウンドの第一回「政治」などは刻々と開催日が迫ってきており、すぐに講演者依頼のメールを送ることと、引き続き母校をはじめとして学校に営業をかけていく方針が決まりました。
University of Malaya
Pemimpin
教育系の団体。JAYSに協力できることとして、JAYS2026の情報をマレーシア全土の教師に発信することや、教科別にワークショップ講師を紹介すること、ジャッジの紹介、他団体の紹介も可能とのこと。教育分科会が主体となり、サミットへの協力の依頼や当該分科会における講義についても協議を行い、組織・団体の理解を再度深めました。
Dinner with Chumbaca members
8/16日に訪問したChumubacaと食事会を行い、改めて今後の連携について話し合いました。
8日目(8/19)
マレーシア大使館
大使館側とJAYS側の概要のプレゼン後、開会式や閉会式、会場について協議しました。現時点では、閉会式の審査員も大使館側から派遣可能とおっしゃっていました。

Chumbaka
教育分科会が主体となり、Chumbaka主催のイベントの観察を行い、団体の活動等について再度理解を深めました。

9日目(8/20)
深夜便にて帰国、解散しました。
これにて夏渡航は終了です!

4. 今後の展望
今年度の夏渡航では、教育分科会・防災分科会それぞれが現地での視察や調査を通して、多くの学びと気づきを得ることができました。ASEAN地域の現場を実際に見ることで、社会課題への理解を深めるとともに、今後のサミットで取り上げるテーマへの解像度も一層高まりました。特に14期メンバーにとっては、現地で得た経験が今後の企画運営に生かされる貴重な機会となったと思います。
渡航を経て、実行委員会では、来年2月に予定されている第1回サミットの開催に向けて準備を進めています。
渉外局は、日本ラウンドの実施に向けて、全国の高校への広報や参加者募集、高校生代表の選抜を担当します。コンテンツ局は二つの分科会に分かれており、教育分科会は講演者の調整やワークショップ内容の設計を行い、防災分科会は視察先や講演者との調整、教材作成を進めています。年明けからは、選抜された高校生との交流を重ねながら、最終的なプログラムの磨き上げを行っていく予定です。
私たちは、日本およびASEAN地域の高校生に、国際的な出会いと学びの場を継続的に提供することを目指しています。高校生が多様な背景をもつ仲間や専門家と対話することで、将来への視野を広げ、自分の進路や関心を深めるーーそのような機会を今後も創出していきます。
まだ2回目の取り組みではありますが、参加者選抜の方法や日本ラウンドの形式、関係機関との連携をさらに改善しながら、より持続的で社会的意義のある国際交流事業として日ASEANユースサミットを発展させていきたいと考えています!

